子どもとの関係

子どもとの関係

アドラー東北にはお子さんの問題で悩んで足を運ばれる方が多いです。それはアドラー心理学が子育ての分野を得意とし、子どもの問題を解決する臨床の中から生まれた心理学であるからでもあります。

一口に子育ての問題、子どもの問題と言っても人によって様々です。「生活習慣に関わる問題」「親子関係の問題」「学校との間の問題」「子どもの交友に関する問題」などがあります。
ご相談やお悩みとして多いものを取り上げ簡単ですが解説していきます。お役に立つとうれしいです。

またアドラー心理学の子育ての全体像をつかみ明確な指針を学ばれたいのであれば「愛と勇気づけの親子関係セミナーSMILE」の受講をお勧めします。

このSMILEは、アメリカで体系化された親子プログラムを日本人向けに編集したもので、現在まで多くの受講生によって親子関係の改善に役立てていただいています。アドラー東北でもたくさんの方に受講していただいている定番のコースです。どうぞご活用ください。
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画像の説明

アドラー流子育てで大事なことは「どうしたら体験から学んでもらえるか?」ということ。

体験を通して自分で考え学習してもらう、自分で考え行動する子どもに育つのがアドラー心理学の子育てであり、それこそが自立へつながると考えます。

親にできることは「子どもが体験から学ぶことを邪魔しないこと」であり、アドラー心理学の子育て方法には「邪魔しないために必要な方法を学んでもらう」事です。

子どもの生活習慣上の問題
朝起きられない、忘れ物をする、勉強をしない、宿題をしない、偏食をする、指しゃぶり、赤ちゃんがえり、部屋を片付けない

お子さんの生活習慣上の問題はほとんどが本人の問題です。でも親としてこれからお子さんが社会の中で生きていくのに困らないような習慣をつけてもらいたいと思うのは当然のことと言えるでしょう。

「朝起きられない場合」今までの方法ではほとんどの場合には「朝起きてこなければ起こす」「叱ってでも起こす」、または結果として「起きる・起きない」で喧嘩になってしまったりすることもあるでしょう。

親が介入して無理やり起こすという方法だとどんなお子さんの思考が出来上がり今後に弊害が起きる可能性があるでしょう?

体験から学ぶことを大事にするアドラー心理学の子育てではどうなるでしょう?

アドラー心理学の対応・ステップ1

「体験してもらう」-自分の行動で何が起きるのかを知ってもらう

まず「朝起きないことで何が起きるのか?」を体験してもらいます。学校に遅刻したり、朝ごはんを食べられなかったり、あわてて忘れ物をしたり、本人が困ることがたくさん起きるはずです。

その後体験してもらったことから何を感じたかを話し合います。

起きられないことで何が起きたのか?それで自分は困ったのか?解決したほうがいいと思うかどうかなどを話し合います。

アドラー心理学の対応・ステップ2

「目標の一致」―本人が解決したいと思っているかどうかの確認

本人が解決したいと思わない場合には、その後も何度も体験してもらうという選択肢もあるかもしれません。本人がこれでは駄目だ、なんとかしなくてはと思って初めて親は協力できるのです。

アドラー心理学の対応・ステップ3

「話し合いと協力」-協力を申し出どうしたらいいかを話し合う

「困っているようだね。一緒に解決方法を考えてもいいけどどうする?」と問います。
親子で解決の方法をあれこれ考えてできそうなことから子どもに選んでもらい実際にやってみます。または子どもが自分で考えて自分で方法を伝えてくることもあるでしょう。

時には「一度だけでいいから起こしてほしい」と頼まれるかもしれません。
「協力を求められたらできるだけ協力する」のがあくまでも親のスタンスです。

アドラー心理学の対応・ステップ4

「振り返りと勇気づけ」-失敗した場合には再度話し合う。勇気づける

アドラー心理学の子育てでは子どもが自分の課題を上手に克服できるまで以上のステップを繰り返します。そのうちに子どもは自分で考え自分で課題を克服できるようになっていきます。

アドラー心理学の対応で大事なことは

①「子どもの意思を尊重する」

親は子どもに良かれと思って口や手を出すことがほとんどです。ところが本人がそれを望んでいない場合にはただの価値観の押し付けになってしまいます。まず本人が自分の行動が不適切であることをわかっているかどうか、不適切であると感じてやめたいと思っているかどうか、を親子で話し合います。子どもが納得して止めたいというのであれば、方法について話し合うことができます。

生活習慣についていえば、早く寝たほうがいいとわかっていてもつい夜遅くまでゲームをやってしまうなど、なんとなく続けてしまっているという事が多いので、まず話し合いをして本人が何とかしたいというのであれば、取り決めをし、それを守らないことによる結果を体験してもらい再度話し合うという作業が必要になります。

②「子どもに最終的な決断を任せる」

今の不適切な行動をやめるかやめないか、取り決めをつくるかつくらないか、守るか守らないか、はすべて子どもが決めます。親は適切な行動について、あきらめずに話し合いをし続けるという姿勢が大事になります。親が決めることについての弊害については後に述べます。

③「感情的にならない」

子どもの行動に口を出すなり話し合いをするときに親が感情的になってしまうと、別の意味合いが出てきます。アドラー心理学では、感情は相手(他者)に向けた場合には他者操作のために使われると考えますので、こどもは価値を押し付けられたとか自分を親の期待通りにしようとしているなどと感じてしまいます。これでは自立した子どもに育つことは目指すことができません。感情を使わないで穏やかに話せるようになってようやく不適切な行動について話し合いが持てるのだという事を理解しておきましょう。感情がコントロールできない場合には、いったんその場を離れるなどの対応が良いでしょう。

事例1「朝起きられない子ども」

今まで無理やり起こしていた場合には、起こすのを止めることを事前に通告したうえでやめます。いったん通告したことは守ることが大事です。遅刻しても朝ごはんを食べることができなくても、朝起きられないという結果何が起きるかを本人にまず体験してもらいます。その場合本人が困っているようであれば「朝起きられるようになること」を望んでいるかどうか確認したうえで「方法」について話し合いという協力をすることを伝えます。あくまで本人の意思を尊重します。

事例2「忘れ物をする」

基本的には朝起きられない場合と同じです。忘れ物をして困るのは本人です。体験を通して自分で対処できない場合には援助(協力)をする用意があることを伝えておきます。子どもから依頼されない限りは子供の問題に勝手に介入はできません。困っているようであっても本来は自分の口から困っているというのが望ましいのですが、なかなか言えないようであれば「何か困っていることがありますか?」と声をかけることもできます。学校から連絡がある場合もありますので、学校からの連絡については事実のみを伝えておきます。この場合にも感情的にならず「先生からお電話がありましたよ。」という具合の伝え方をします。また学校に対しては「子どもを問題を子ども自身で解決させたいので」ということは伝えておきたいものです。

 

事例3「勉強をしない・宿題をしない」

勉強や宿題をしないで困るのは子ども自身です。ですからこの問題についても基本的に親は口を出すことができません。お子さんの様子を見ていると、大体「わからなくて」なのか「面白くないから」なのか「ただの怠慢」なのか、大体見当がつくと思います。自分で対処できなくて困っている場合には援助を申し出ることはできます。本来わからないことを知ることは楽しいことのはずです。もともと勉強とは新しいことを知る喜びがあってこそやれるものです。

事例4「偏食をする」

成長期のお子さんにとって偏食は体をつくる時期に大きな影響があります。親として無理に食べさせることよりもできることがたくさんあるように思います。食事の工夫をしてあげることです。また食卓が楽しいものであれば嫌いなものもチャレンジして食べることもあると思います。親自身も楽しみながら多くの食材を口にする機会を与えて上げられれば極端な偏食に陥らないで済むことでしょう。家族の会話を楽しみながら楽しい食卓にする工夫が求められると思います。

事例5「指しゃぶり・爪かみなど無意識的な行動」

子どもが無意識にやっている行動も親の対応次第でしなくなることは結構あります。なぜかというとアドラー心理学の目的論で考えると、それらの行動も無意識であったとしても目的があるのです。その行動によってなんらかの得をしていると考えます。この場合の得は、親の注目を得るとか親にかまってもらえるなどです。それらを得られると感じると善悪の判断の付かない幼い子供は、なぜか親が反応してくれると感じ、その不適切な行動をし続けることが多いのです。基本的にはその行動には注目しないでおく、反応しないでおくことが大事です。

事例6「赤ちゃん返り」

だんだんとたくましく成長を見せていた子供が次の子供が生まれた後で赤ちゃん返りを起こすことがあります。これもアドラー心理学の目的論で考えてみると自分の価値を新しく生まれた命に取られてしまったという喪失感であり、また自分も赤ちゃんに戻れば生まれたころのように親の注目を得られるかもしれないという目的があってやっています。自分の存在価値そのものが揺らいでいる状態と言えますので、新しい価値に対して年上の兄弟として積極的にできることをやってもらい貢献してもらうことが大事です。新しい役割を与えられることで子どもは自分の価値を取り戻すことができます。

事例7「部屋の片づけ」

みんなで過ごす部屋を片付けない、自分の部屋を片付けないとでは多少違ってくるでしょう。みんなで過ごす部屋は共同の部屋ですから社会で言うと共同スペース、自分の部屋はプライベートスペースになります。共同スペースを自分の私物で一杯にしてしまい、片付けない場合には親が掃除等こまりますので、一つの箱に入れてそのまま放置しておくという方法があります。そうすれば子どもは自分が片付けたわけではないので何がどこにあるかたちまちわからなくなります。自分で探すしかありません。または片付ける気持ちになるまで放置することも時にはあるでしょう。みんなが過ごす場所が無くなっていきます。誰も部屋を片付けなければどうなるのか皆で体験していくのです。

自分の部屋を持つ年齢になりその部屋を片付けないのであればそれはその子ども自身の課題であり、アドラー心理学では介入できないことになります。どうしてもきれいにしたいのであれば自分でやってもらいます。また掃除をしてほしいのであれば片付けていなければ掃除機をかけることができないので片付けてから依頼してほしい旨話してもいいでしょう。

 

子どもとの関係の問題

アドラー心理学の目指す子育ては従来の子育てと大きく違う点があります。それは親と子の関係が教える側、または保護する側と教えられる側、保護される側という上下関係ではなく、役割が違うだけで人としては対等であるというヨコの関係がベースになっているという事です。したがって今までの叱る・褒めるなどの賞罰を使った上下関係がベースの方法は使わないことになります。親子が相互に尊敬しあい信頼し合うという相互尊敬・相互信頼を大事にし、必要があれば親が子どもを支援するという形をとります。

事例1 反抗的である

子どもには反抗期があると思っている方も多いのではないでしょうか。アドラー心理学の子育てでは反抗期はありません。なぜかというと反抗をする必要が子どもにないからです。反抗をする必要は上からの価値観の押しつけや親が子どもを自分の思い通りに支配・操作するところから起きるからです。相互に尊敬しあい信頼し合うヨコの関係が築けていれば子どもは常に自分には価値があり自分は一人の人間として大事にされているという感覚を持てていますので、親に対しても率直に安心して自分の意見を述べたりしますので反抗の必要がないのです。

事例2 親のせいにする

本来自分の事であるにもかかわらずその事柄を親がやってしまっている場合に「親のせいにする」という反応が起こります。たとえば「朝起きられない」ので親が起こしている場合、たまたま親が起こせなかった日に遅刻したとします。この場合には子どもは遅刻して学校の先生に叱られたりします。帰宅した子供はきっと親にこういうでしょう。「今日学校に遅刻して先生に叱られたのはお母さんが起こしてくれなかったからだ」と。きっと親は「どうして私のせいになるんだろう?」と思うでしょう。普段子どもが自分で解決し自分で対応しなければならないことを親が代わりにやっているとこういう事が起るのです。アドラー心理学の子育てでは過保護・過干渉・奉仕する親から脱却し課題を分離することで子供の問題は子供が自分で解決するべきであり、親がそれを見守り、必要があれば支援するという形をとるので、子どもは自分の問題を親のせいにしたりすることはありません。

事例3 依存的である

子どもが過度に親に依存する場合には依存させる対応を親が取っているという事になります。アドラー心理学では親子の問題を関係性から見て相互に作用し合っていると見立てます。依存するのは依存させる相手がいるからです。依存するという事は「その人がいないと自分は何もできない」という状態です。これも過保護・過干渉から起きます。奉仕する親を止めなければその依存は続きます。親が奉仕できなくなると今度は子どもはそれを要求するようになるかもしれません。いずれにしても親は子どもを自立させ、社会に送り出すことが親としての責任ですから過度の奉仕、過保護・過干渉はやめなければなりません。子どもが依存的であると感じたならば、それは依存させている親を止めるときなのです。

事例4 自分で決められない

自立しているということは、本人が自分の事は自分で決めてそのことについて自分で責任をとるという事です。すなわち自分の人生を自分で舵をとり進んで行くという事になるでしょう。自分で決められないのはこれまでの人生で他の誰かが自分の代わりに決めてきたからです。もしかしたら自分で決める必要はないと思っているかもしれません。代わりに決めてきたのは親の場合が多いでしょう。本来子どもの問題をどうするかは子ども自身が決めることであり親が決めることではありません。これもアドラー心理学の子育て法を学ぶ中で課題を分離することを知ると親が勝手に子どもの問題を決めることはできないということを理解できることでしょう。

事例5 自立できない

アドラー東北でご相談に見える親御さんの中にはお子さんが自立できないと悩んでおられる方も多くいらっしゃいます。実際のところ自立できないように親御さんがしてしまっているのですが、そのことに気が付かない方も多いです。親はいつまでも子供のそばにいることはできませんし、助けてやることもできません。将来的に今自分が子どもにしていることは子どもにとってプラスになるのかどうかという視点が欠けています。子どもについてのどの問題もこの視点さえ親がきちんと持てていれば回避できることはいうまでもありません。

事例6 不登校

不登校についてはアドラー東北ではアドラー心理学とブリーフセラピーを用いた「不登校対応プログラム」をご提供しています。詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、ここでは簡単に不登校について書いておきます。アドラー心理学では「人は共同体への所属を求めて行動する」と考えます。それぞれが家庭や学校と行ったグループへの所属を目指して動くのです。不登校はその学校というグループへの所属に失敗した状態と言えるでしょう。いずれにしても勇気を持てず勇気をくじかれてそうなっているので、相互尊敬・相互信頼に基づいたアドラー心理学の親子関係を実践していくしか方法がありません。勇気づけをして勇気を持てなくなったお子さんの心を勇気で満たしてやるしかないのです。

アドラー東北の不登校専門サイトではその不登校について詳しく述べてあります。またアドラー東北オリジナルの不登校レポートも無料資料のページでお申込みでき配信しています。どうぞご参考になさってください。

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学校との間の問題

アドラー東北でアドラー心理学を学び始めて子育てをするとしばしば学校の先生と意見が食い違うことが出てきます。たとえば自分で解決させようと思っても、学校側から親御さんがやらせるようにという指導が入ることは起きてくるでしょう。そんな場合にはご自分の意思を明確に伝えることが必要になります。また学校側をはさんで様々な問題が起きることもあるでしょう。その際にはご自分のお子さんの能力を信じ、話し合いを通してお子さんの意思を尊重して決めていきたいものです。

事例1 担任の先生とうまくいかない

基本的に担任教師と子供との関係は当事者同士の問題ですが、学校で社会という共同体への準備をしていると考えると世の中に出た場合にどうも相性の悪い人との出会いや一緒に仕事をするというケースは起こり得ると考えます。そういうケースへの対応を見越して親はお子さんの気持ちを聴きながら対応していける部分は対応して行ければいいと思います。なぜかというと社会に出てからの人間関係で本人が困ったとしても親がでていって解決するわけにはいかないからです。アドラー心理学の子育てはその場その場の対応をどうするかを決めるのに「将来的に今この子にどうすることが役に立つのか」という視点が大事になっていくのです。

事例2 クラスになじめない

学校での生活は子どもにとって家庭以外の初めての共同体への所属です。子どもにとっては最初の勇気を試される場所でもあります。初めての事だらけの中でクラスに所属するために子どもは必死で様々な模索をしているはずです。親にできることは学校であったことやその子の考え方をうまく行かない時にこそ一緒に考えてやることです。アドラー心理学の勇気づけをフルに親が子どもにしてあげられる唯一の事として日常で活かしたいものです。特に親に何でも話せる関係でいることも含めてアドラー心理学には子供が困難に立ち向かうのに多くの役に立つ指針があります。

事例3 友達ができない

アドラー心理学では三つのタスクをこなすことを人生の課題としてあげていますが、友人関係は交友のタスクになります。交友のタスクは家族以外の他者との関わりです。利害関係のない多くの他者との関わりができることが目標になります。幼稚園・保育園・学校などの共同体でこの交友のタスクをこなす方法を子どもは学んでいきます。うまくいかないと大人になってからも他者とのかかわりがうまく行かないことになりますので、まず親御さんとしてできることはお子さんの交友の状態を観察することから始めたほうがいいでしょう。

たとえば幼稚園や学校の同級生をお子さんがどう認識しているのか。競合的であるのか協力的であるのか、敵であるのか味方だと思っているか、どういう関わり方をしているのかなどです。

「自分が友達からどういう関わり方をされたらうれしいのか?」を考えてもらうこともできます。どんな言葉をかけられたり、どんなふうに接してもらうとうれしく感じるのか?などを問いかけてお子さんの話を聴くことです。

これも多くの失敗という経験を通して学ぶことをアドラー心理学の子育ては目指します。

事例4 勉強についていけない

ひとつのことを伝えてもすぐに理解しできる子供もいれば、時間が多少かかる子供もいます。また伝えられたことについての解釈も子どもによってはかなり違います。現在の一斉授業では少しの躓きが子どもにとっては大変困ったことになりかねません。

親は表面上の「勉強をしている」とか「宿題をしている」ということに囚われがちですが、本当に理解できているかどうか、わかってやっているのかどうかについては常に声をかけていきたいものです。「困ったり、わからなかったりしたら教えてね。協力したいと思っているの。」

本当は学校で先生に聞くことができるといいのですが、なかなか聞けない場合、聴けないお子さんも多いと思います。家庭ではその辺りを親子関係がうまくいっていればクリアできるでしょう。

ただし自分でできるのに親をあてにしている場合もあります(甘え)ので、その辺りは引っかかったところだけの援助にとどめたいものです。そうでないといつも困った時には全部親に助けてもらえると考えてしまい自分でやる気持ちを失くしてしまったり持てなくなってしまったりすることもあるのです。

この子の本来持っている力をどう伸ばしていけばいいのか、今の自分の関わりは子供の将来的に望ましいものであるかどうかを考えながら対応していくことはアドラー心理学の子育てではとても大事なことです。

担任の先生とうまく行かない、クラスになじめない、友達ができない、勉強についていけない

子どもと他者の関わり上の問題

子どもが他者とどうかかわっているか、どんな他者と関わりを持っているかは親御さんとしては気になるところだと思います。基本的に子どもの他者関係に親は口を出すことができません。これはアドラー心理学でいうところの課題の分離になります。

しかし子どもの課題だからと言って明らかに反社会的な行動を交友関係の中でしている場合には看過できません。介入するかどうかのポイントは「これからの共同体での生活でそれは認められることなのかどうか」です。世の中で到底許されないことは子供だからと言って特別扱いをして認めることはできません。

またそれほどのレベルでなくても、どうしても心配だという場合には「心配なの」ということは伝えてもいいと思います。あとは子供が自分で決めることです。

 

悪い子供と付き合っている、同年代の子供とけんかが多い、孤立している、大人が怖い、人見知りが激しい、暴力や暴言を吐く

子どもの発達上の問題