「朝起きられない」「ゲームをして夜更かしをする」「好き嫌いがある」
「勉強をしない」「忘れ物が多い」「よくない友達と付き合っている」

子どもの生活習慣をめぐる問題でお悩みの親御さんも多いことでしょう。

アドラー心理学の子育て法は、どう対応したらいいのかが明確です。

SMILEをベースに「課題分け」と「共同の課題」そして「話し合い」でお子さんの生活習慣の問題を解決していく努力の過程が子育てです。

その際には怒りの感情を使わないことが大事なポイントになります。怒りを使ってしまうと「指示」「支配」「操作」になってしまうからです。

それでは穏やかな「話し合い」とは言えません。

アドラー心理学の子ども対応は

「子どもの意思、決定を尊重し、体験から多くのことを学んでもらい、自分で生活習慣の問題も克服できるよう支援していくこと。」

解決するのは親ではなく子供だという事。なぜかというとそれは子供が最終的に責任を負わなければならない、責任をとらなければならないことだから。(課題分け)

社会人になって自分の行動の責任を自分で取る精神的に自立した大人になれるように。子どもの頃から学んでもらうことが主眼になります。

アドラー心理学で生活習慣を変えるためにしていくこと。

「体験から学ぶ」

自分がやるべきこと(自分の課題)をやらないことで何が起きるかを経験してもらうことがまず最初です。

時間に間に合うように起きてこなければ様々な問題が起こります。朝ごはんを食べられないかもしれません。学校に遅刻するかもしれません。急いで学校へ行く途中で走って転ぶかもしれません。

この様々な問題は子ども自身に降りかかります。

そして子どもは考えます。どうしたら朝ごはんが食べられるか、学校に遅刻しないか、転ばないかなどです。

子どもさんから話があったら親が相談にのります。

ただ「助けて欲しかったら手を貸すよ」というだけです。子どもは自分で考えてやるかもしれませんし、助けて欲しいというかもしれません。

「体験⇒失敗⇒自分で方法を考える(時に親の助言を受けて)⇒トライ」

の繰り返しがアドラー子育ての基本です。

「最終的に子どもが自分で決めて自分で問題を克服する」のが最終ゴールです。

こういう経験を子供時代に積んでおくと大人になってからも自分の問題を自分で解決するという姿勢が身に付いているので、困難から逃げ出すということはないでしょう。

これが子育ての究極目標「自立」であり、自立した大人同士だからこそ助け合うという事ができるのです。