困った時のアドラー心理学的対応

子育てにしても人間関係にしても困った時こそ誰かの助けを借りたいと思うものです。またどう解決したらいいのかヒントが欲しくなることでしょう。

しかしながら日常的に自分が困ったなあ、嫌だなあ、と感じることが多くあり、イライラ、不安を抱えているようでは根本的に自分の他者対応を変えなければ解決にはならないとアドラー東北では考えています。

発信者側の立場で言えば、ほとんどの困ったケースには、SMILEという親子関係プログラムを学び実践されることでその問題は解決します。

ですからまずSMILEを学ばれて実践してみることです。学習後は親の会やアドラー心理学勉強会などでフォローを受けて正しく運用できるようにすることです。そうすることであなたのほとんどの問題は解決するでしょうし、気がついたら自分の周りの他者関係は驚くほど変わっています。

その場しのぎの対応、場当たり的な行動をしているうちは、あなたの問題は解決しません。表面的に解決したように見えるだけで、別の問題がすぐに浮上してくるでしょう。

もしもあなたが子育てで悩んだり、人間関係で悩んでいるなら、この機会をチャンスと捉え新しい子育て法、人間関係法を学んでみることをお勧めします。

世界で認められているアドラー心理学の子育て法・対人関係法がきっとあなたの人生を今までとは別の物にしてくれるはずです。

勇気を持って一歩踏み出すだけで今までの自分を取り巻く世界とは別の世界があなたを待っています。それはあなたがあなたらしさを大事にしながら子供や他者と良好な関係を築き、皆が幸せを感じながら共に生きていく世界に変わっていくのです。

このページに記載している困った時の対応は、SMILEを学ばれて実践してこそ活かされるという事を最初に申し上げておきます。

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アドラー心理学を実践される場合の留意点

①相手との関係を見直し競争を止めること(相手の上に立とうとしないこと)

②相手との関係を改善したいのであれば今までの方法を止めて新しい方法を試してみるという決意をすること

③できるだけ相手の良いところを見て協力できることはするというスタンスを持つこと

④感情的にならないこと

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「子どもの生活習慣」に関わる問題

基本的に子どもの問題は子どもに解決してもらい責任をとってもらうのがアドラー心理学のスタンスです。

大人と子供の大きな違いは経験値の差ですから、大人が助言をすることも時には必要かもしれませんが、それでも困った時には基本的に子どもに考えてもらって助言したうえで、最終的には子ども自身に選択してもらうというのが大まかなアドラー心理学の流れです。

A・「困った問題」⇒「課題分け(それは最終的に困る。責任は誰が負うべきかの確認)」⇒「困っているかどうか・助けて欲しいかどうかの確認」⇒「子どもの気持ち・子供の意思を聴く」⇒「助けて欲しいのであれば助言」⇒「子どもの自己決定」

こういった流れになります。したがって親や周りの大人同士で答えを教えるとかやり方を指示し従わせるいうことはありません。もしかしたらうまくいかない可能性が高いという予測がついていても、あくまで本人決定・本人の責任となります。

強力に介入しなければならないのは「命に係わる場合」と「修復不可能・致命的な打撃」を周りに与える場合のみです。それ以外はAの流れで進んで行きます。

日常生活上のほとんどの問題はこの方法で対応していきます。大事なのは陰性感情を使わないこと。陰性感情とは「怒り」や「不安」といった感情になりますが、こういった陰性感情を使うと指示や服従の色合いが濃くなりうまくいきません。

アドラー心理学の実践方法がうまくいくもいかないもすべては「感情的であるかどうか」ということが大事なポイントになります。

「子どもが起きられない」「忘れ物をする」「勉強をやらない」「学校に行かない」など子どもの生活に関わることーこれらもAの手順に従って対応していきます。

ただし常に話し合いは必要で、やらなければならないことをやらないことのリスクは話しておくことは必要です。その際にもやはり陰性感情を使わないことは大事なポイントになります。