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勇気づけ

アドラー心理学は勇気づけの心理学

勇気づけ」は、アドラー心理学と言えば「勇気づけ」と言われるほど、実践を大事にするアドラー心理学のコアとなる方法です。

英語のエンカレッジメントから来ていますが、大人でも子供でも、健康に建設的に暮らすためには「勇気」が必要です。

お子さんに問題があるー不登校・非行・反抗的・勉強をしない、または大人の問題では、夫婦げんか・離婚、などは、建設的に生きていく勇気が持てていないと考えます。

勇気が必要なのですから、勇気を持つためには「勇気づけ」しかないのです。
適切な方法を学べば、勇気づけは誰にでもできることであり、他者に限らず自分の事も勇気づけることができます。

勇気づけで自分と周りが変わる

勇気づけができるようになると、あなたとあなたのまわりの人間関係は変わります。
「ここを超えればもっと成長できる」という人生の困難に直面した時に、困難を回避することなくチャレンジできるようになります。

その克服経験の積み重ねが「困難は克服できる」と捉えることができるようになるのです。

また目標に向けて人と協力し合ったり貢献することができるようになります。

自分や他者を勇気づけたいと思っているあなたへ

アドラー心理学の目指す「共同体感覚」を育むための方法ーそれが「勇気づけです。

ゆえにアドラー心理学は「勇気づけの心理学」と言われています。

「勇気づけ」は、自発的行動を促す

もしもあなたが困難に直面してもひるむことなく勇気を持って自分で解決に乗り出すことができているならあなたは「勇気をもてている人」と言えるでしょう。

またあなたが支え、見守っている人が困難を自らの意思で克服しようとしているのであれば、それはあなたに「勇気づけられて勇気が持てている」と言えるのです。

勇気を持てている人は「勇気づけられている」か、もしくは「自分で勇気づけができている」と言えるでしょう。

あなたがもしも困難を前にして足踏みをしておられるであれば、または身近な誰かが勇気を持てずに足踏みをしているのであれば、ぜひこのページを参考にして勇気づけを始めましょう。

自分が何も持っていなくても何も使えなくても、誰でもいつでもどこでもできるのが「勇気づけ」です。

このページをご覧のあなたは自分を勇気づけたいと思っておられるか、または誰かを勇気づけたいと思っておられることでしょう。

ご存知のようにアドラー心理学の対人関係法は「勇気づけ」といういたってシンプルな方法です。

このページでは勇気づけについての理論や必要なことを記していきます。
それらを記憶したり無理に頭に入れる必要はありませんが、まずは一つずつ使ってみてください。

そして何より必要なのは継続です。

自分自身が苦しい思いになったとき、心が落ち込んだとき、思うような結果が出なかった時、このページに書いている何かが救いや助けになるはずです。どうぞご活用くださいね。

勇気づける人に備わっている特性

あなたはこれから勇気づける人になりたいと思っておられるかもしれません。
勇気づける人にはどんな特性があり、どういう人が勇気づける人なのかについて書いていきます。

まずは「自分自身を勇気づけできること」「勇気くじきをやめること」そして「勇気づけをはじめること」がスタートになります。

表面的なことだけできても、多くの困難にさらされる状況ではなかなか継続は難しいと思います。

心と体の全身を使って「勇気づけ」を自分に根付かせていくことです。

そしていつでも自分の体中を「勇気づけ」というエネルギーがめぐっている状態に持っていくことです。

最初からうまくいくことは、望めませんが、心がけていくことで少しずつトレーニングをして上達していくつもりで続けていきましょう。

ヒューマン・ギルドの岩井俊憲先生の著書「勇気づけの心理学」という本があります。

その中に勇気づける人の6つ特徴について書いてあります。

勇気づけの心理学

①尊敬と信頼で動機付ける
勇気づける人は、他者との対人関係を尊敬と信頼を基本にして構築します。それにたいして勇気をくじく人は他者を恐怖で動機づけようとします。

②楽観的(プラス思考)
勇気づける人は楽観的あるいはプラス思考で他者に接します。それにたいして勇気をくじく人は悲観的あるいはマイナス思考で他者に接します。
ただ楽観的であるという事はいわゆる「ノー天気」「極楽とんぼ」とは違い、アドラーの表現では、楽観主義者が「あらゆる困難に立ち向かう人」であることがわかります。

③目的(未来)志向
人間の行動を解明しようとする視点として過去の原因から「人間の行動には原因がある」とアプローチする方法(原因論)と、未来に向けての目標から「人間の行動には目的がある」と迫る方法(目的論)があります。
アドラー心理学は目的論の心理学であり、なぜといった原因論的な追究をしません。原因論的アプローチは勇気く時期につながることが多いからです。未来への主体的な意図を見ていき他者を勇気づけることをしていきます。

④聴き上手
勇気づける人は、自分の話したい欲求よりもまず相手の話を聴くことを優先します。

⑤大局を見る
勇気づける人はまず大局を見ます。より高い視点、より幅広く、より長期的な観点から何が本質かに関心を持って対処します。自分の私的論理にも気づきつつ仲間と合意できるより幅広い感覚(これをコモンセンスという)をもとに対処できるのです。

⑥ユーモアのセンスがある
ユーモアのセンスは勇気づける人に不可欠の要件です。克服しがたい問題を抱えていてもユーモアに出会うと笑って勇気と希望が湧いてきます。自分の抱えている問題が取るに足りないことだと思えてくるのです。

アドラー心理学と 勇気づけ

心理学のコアを成す「勇気づけ」は

勇気とは困難を克服する活力
勇気づけとは困難を克服する活力を与えること

と定義されます。

困難とは、人によって様々です。
仕事そのものを困難と感じる人、仕事に関わる人間関係を困難と感じる人
人と関わることそのものを困難と感じている人、などほとんどの人が困難と感じる状況を抱えていることでしょう。

それらに立ち向かい克服しようと行動を起こす勇気を一人一人が持つことができれば、私たちの抱える問題は解決の方向へ向かうことでしょう。

また勇気は、自分が持つだけでなく他者に与える・すなわち勇気づけることを広げると他者にもその勇気が湧くという連鎖反応が起こってきます。

勇気づけ」とは自尊心を持ったうえで相手を尊重し、信頼し、その人の持っている持ち味と潜在力に注目する方法であり、技術であり、理論でもあります。

勇気づけられると行動が変わる滝現象が起こります。

「信頼」⇒「勇気」⇒「希望」⇒「信念」⇒「行為」

勇気づけ信頼を示し
信頼は勇気にエネルギーを与え
勇気は希望を生み出し
希望は信念を作り
信念は行為を生み出す

勇気づける人には苦手な人がいない

アドラー心理学では目標に向けて一歩を踏み出せるように他人をそして自分を勇気づけることを重視します。

そのためしばしば勇気づけの心理学と呼ばれます。

どうしたら勇気づけられ勇気づける人になれるか?

勇気づけられ勇気づける人は、自分や他者について、また仕事や人生についてポジティブな概念を持っていることを示しています。
これらの人は自分だけでなく、人生の状況に対処する彼らの能力をも信じています。

基本的に楽観的です。
彼らの信念や態度は「もし問題があるならば、解決策がある」というものです。
彼らは他者に敬意を持っており、良好でポジティブな関係を築いていて、仕事や活動を通して貢献し人生を楽しみます。

勇気づけられ勇気づける人になるためには、長い期間の相互関係を持つ活動を2つ進んで引き受けなければなりません。

自分と他者についてポジティブな信念と態度を育てるようにすること
自分と他者を勇気づける行動的スキルを学び実践すること

「勇気」とは、困難を克服する活力」であり、「勇気づけ」とは、「困難を克服する活力を与えること」という意味です。

どんなに人と関わることを避けている人でも人と関わろうとする勇気を持っていますし、いざというときに時分や他人を勇気づけることができるのです。

苦手な人を少なくするにはどうして勇気づけが必要なのかについて述べていきます。

相手の自己肯定感を高めていける

自分自身を嫌っている人は、自分の姿を他者に投影して他者も嫌ってしまう傾向があります。つまり自己肯定感の低い人に、勇気づけることで自己肯定感を高めていくことができるのです。

相手との信頼感を高められる

「相手を勇気づけるとお互いの信頼関係が高まっていきます。」
まずは自分から勇気づけを始めてみる。そのことにより相手は自分の中で認めてもらった・よし頑張ろうという気持ちになります。
当然人間関係も良好になっていきます。

相手が他者に活力を提供できる

勇気づけられた相手が元気になり、その元気を周囲の人のために提供するのが理想的な姿です。これが勇気づけの最終的な目標と言えるでしょう。

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自分を勇気づけるルール

①目的志向で生きる

アドラー心理学では過去の原因をさかのぼる原因思考ではなく目的志向から人間を理解しようとします。

人の行動はその人の目標や目的に従った結果だと捉えるのです。

目的志向で考えると過去にいろいろな問題があったとしてもそれをどう解釈し対応するかは自分で決めることができるようになります。

過去は変えられませんが、私たちは現在と未来を変えることができ、そのために正しい目標を自分自身で選んでいくことが自分を勇気づけることにつながります。

②「建設的な人」を目指す

「いい人」とは、言ってみれば相手にとってまたは周囲の人にとって「都合のいい人」、「便利な人」という意味です。

相手を喜ばせようとすることは悪いことではないのですが、相手の都合で動く癖がついてしまうと自分を演じてばかりいるのでやがて疲れてしまいます。

人間関係で疲れてしまう人は自分が相手にとって都合のいい人になっていないか見直してみましょう。

そしていい人になっている人はそれをやめるという決意をしてください。

いい人をやめるのに必要なのは「決断力」であり、いい人を目指すのではなく「建設的な人」を目指しましょう。

お互いの共同の目標のために何ができるのかを考えて実行するのです。
それが自分を勇気づけ、相手を勇気づける近道なのです。

③笑いは勇気づけの最良のエッセンス

アドラー心理学では笑いの効果を非常に重要視しています。

アドラーは「喜び」は自分を他者と結びつける情動であり、悲しみは自分と他者を離反させる情動である」と語っています。

人は笑うことで開放的になり、心にもゆとりが生まれます。
そうすると物事を客観的に見られるようになるので「自分のこだわっていることはなんてつまらないことだろう。」と気が付くのです。

楽観的に考えて、未来志向で相手と付き合うことができるようになるのです。

④楽天主義ではなく楽観主義になる

楽天主義と楽観主義ー似ているようですが、まったく違う別のものです。
楽天主義は根拠もなく「いいことが起きる」と信じて疑わない人、すなわち「脳天気」と言えるでしょう。

楽観主義は世の中にはいいこともあれば悪いこともあることをわかった上で自分はその状況に応じてベストの選択をできると信じています。

たとえ好ましくない状況が起こったとしても「こんなこともあるさ。」と事態を受け入れます。

「今は状況が良くないけどきっと私なら挽回できる」
「正しく対処すれば必ず良い方向へ向かうはず」と現実を踏まえて楽観的に考えることができます。

目的志向・建設的対応・笑い・楽観主義
これらの4つを自分の目標として自分の勇気づけを始めましょう。

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褒めるのは勇気づけとはもって異なるもの

褒められるとうれしいですよね。最近褒めることを勧める傾向もあるようです。

アドラー心理学の「勇気づけ」とはどう違うのでしょう?

褒められるとどういう気持ちになるでしょうか?
もっと褒められるように頑張ろうと思うのではありませんか?

「どうだ!これでもっと褒められるだろう?!」

褒められる方はもっと褒められようと思い、褒めるほうはどんどん褒めていかなければなりません。

これでは物事に取り組む理由が「褒められるため」になってしまいがちです。

また褒めるのは、褒める側の基準に立った一種の評価です。
上からの評価であり、そこには対等の人間関係という図はありません。

それに対してアドラー心理学の提唱する「勇気づけ」は、何も言わなくても相手が自分の取り組むべき事柄に自発的に取り組もうと思えるようになる言葉がけです。

「自分がやる必要を感じて、自発的に。。。」と思えるところが違うのです。

相手が自分の力を信じて、自分の力を認めて自分に必要なことに自発的に取り組むことを始めた時、しているとき、その人は「勇気づけられている」ということになると思います。

そこには同じ人間同士という対等の関係があります。

アドラー心理学が目指すのはヨコの関係

職場で上司が部下を褒めるー日常でよくあることです。
これは上下関係です。

「褒める」ー「褒められてやる気になる」わけですので評価です。
評価は上の立場の者が下の立場の者に対して行います。

自分の基準があってその基準に達しているときに行います。他者基準であり外的動機づけです。

褒めることが日常になると、常に上の立場の人間は下の立場の人間の動向を監視して褒め続けなければならなくなります。

そうしないと「やる気」にならないからです。これではほめるほうも一生懸命褒め続けなければならないので大変です。

何も言わなくても「やる気」を持て、自発的にどんどん仕事が進むということが起こるのが「勇気づけと言えると思います。

勇気づけはヨコの関係です。

仕事の出来や不出来に関係なく、相手に関心を持ち、相手の良いところに普段から言及し認めていないとできないことです。

アドラー心理学では、上司と部下だろうと、親と子だろうと等しく同じ人間として並んでいる関係をベストとしています。

勇気づけのステップ

褒めるから勇気づけるに変えていくために誰でもできる簡単な方法からご紹介していきます。

「感謝」ができているかどうか?をチェックしよう

感謝を口に出すーなかなか日常生活で「ありがとう」を言えない人が多いような気がします。

席を譲ってもらったり、何かをしていただいた時「すみません」と謝罪の言葉が出る人が結構おられます。

「すみません」は自分に落ち度があったときに使う言葉です。

「ありがとう」「うれしい」「助かるよ」

そんな言葉を使う習慣を身につけましょう。

最初は恥ずかしくて口に出せないかもしれませんが、そんなときは身近な人に対してであれば「ありがとう」とメールを打ってみましょう。

感謝の言葉が自然に口を突いて出るようになった時、あなたの周りの人間関係はきっと変わり始めているに違いありません。

「ヨイ出し」をする

「駄目だし」という言葉は一般的に使われていますが、「ヨイ出し」という言葉は初めて聞かれるかもしれませんね。

要するにできていないところを突くダメ出しの反対語ですので、相手の良いところ・できているところを口で言ってあげることです。

当たり前として見過ごしていることに良い出しのポイントはあります。
買い物に行って何気にご主人が荷物を運んでくれたり、お弁当をきれいに食べてくれた、いつも通りに帰ってきてくれた、当たり前のようですが、当たり前ではありません。

たくさんの良いところを見つけてそれを口に出してみましょう。

「欠点は長所でもある」

アドラー心理学では自分の持っている特性を建設的に使うことを学びます。
この世にかけがえのない存在である自分が持っているものをどう使うか、また他者の持っている特性をどう見るか、で勇気づけの視点に置き換えることができます。

勇気づけのリフレーミングを身につけましょう。
勇気づけのリフレーニングは、相手のネガティブや欠点を「長所」として捉えます。

「おまえは何をやっても中途半端だな。」
あれもこれもと手を出して他者から見るとどれも中途半端なことをしている人。

それでも視点を変えると、いろいろなことを同時進行できる能力があり、好奇心旺盛であり積極的であると言えるのです。

勇気づける人はこういう自分と他者の特性を良きところとして捉えることができるのです。

「結果」にこだわるのをやめる

結果がすべてーという思考はやめてみませんか?

たとえば自分では目標に向かって一生懸命努力したけれど、結果が思わしくなかった時、結果だけを見て「ダメじゃないか。。」と言われたらどんな気持ちがしますか?

駄目だったけれど、努力したことは認めて欲しいと誰でも思うに違いありません。

それは相手も同じです。
結果のみにこだわるのをやめて、その途中経過の努力について目を向けてみてください。きっと良い出しの種が見つかります。

そしてそれを伝えることは「何も言わなくてもちゃんと自分のことを見ていてくれたんだな。」とうれしく感じるのです。

これも大事な勇気づけです。

勇気づけの定義&概念

 勇気づけは、ポジティブな人間関係を促進するためにアドラー心理学にもともと存在するテクニックです。

勇気づけは自分と他者の中の変化を刺激し、価値の感情や自尊心を増す大変効果的な方法です。

勇気づけは、劣等の感情から能力・勇気・才能の感情に行くことを手助けします。

アドラー心理学ではこれを「マイナスと感じられる状況からプラスと望まれる状況への働き」と呼んでいます。

勇気づけは言葉だけではありません。

過程・態度・成果・方法と言われる4つの相互の絡み合った要素の組み合わせです。

勇気づけは運動と自己責任に向かうその人の内的資質の成長を促進する
勇気づけは自分、他者、仕事、人生、そして世界に対するポジティブな態度を生み出します。
勇気づけは、成長、活力、責任に導く人間の行動の成果です。
勇気づけはポジティブな実行へと動機付ける方法です。

勇気づけができると、人は「私はできない」と暗示する態度や信念から「私はできる。そして、する。」と暗示するもっとポジティブで生産的で、責任のある態度、信念へ、つまりマイナスと感じるところからプラスと望むところへ、と動く傾向ができてきます。

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