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夫婦の問題

夫婦の問題

「結婚になかなか踏み切れない」
「夫婦関係がうまく行かない」

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一番身近な存在だからこそ悩みを抱えてアドラー東北へ足を運ばれる方は多いです。アドラー心理学では夫婦の関係を愛のタスクとして一番難しい課題と捉えています。

夫婦の間は二人にしかわからないことがたくさんあるものです。なかなか他者には話せませんし、また理解を得られないことも多いもの。
また結婚に踏み切れない人も多いようです。

「結婚で幸せになれるかどうか不安」

「結婚はしたいが仕事が忙しくて」「なかなか出会いがなくて」と悩んでいる方は多いと思います。結婚という課題に直面するのも勇気がいります。愛のタスクはアドラー心理学では避けられないものとして捉えます。人として生きていく以上避けられないのです。
アドラーは「あらゆる人生の悩みは対人関係に集約され<仕事のタスク><交友のタスク><愛のタスク>の三つに分類される」とし、総称してライフタスクと呼びました。

中でも<愛のタスク>について「異性との付き合いや夫婦関係の事である。人生で一番困難な課題であるがゆえに解決できれば深いやすらぎが得られるだろう」と言っています。

相手を大切にし、年齢・性別・役割・職業などの違いがあっても礼節を持って接する。相手に何を与えられるか、相手をいかに喜ばせることができるかを考えて実行する。ただしこの課題は「自分が正しくて相手が間違っている」と思っている限りうまくいきません。なぜなら互いの関係を平等にとらえていないからです。

アドラー心理学の愛のタスクでは男女が平等であることが大前提です。あくまでも二人は平等であり互いを大切にすることで幸せになれるのです。
もしあなたが愛を強要したら相手はあなたから離れていくでしょう。相手の気持ちを自分に向けさせようとして「俺はお前を愛している。だから俺を愛せ」と無理強いするのは逆効果です。愛のタスクが成立しなくなり相手は嫌気がさして離れていくでしょう。

「愛と結婚こそ幸福の最高の形」

「仕事の商談では雑談もうまくできるのに、プライベートの雑談になると上手く話せない」というビジネスパーソンはたくさんいます。女性と話す際も同様です。「交友のタスク」や「愛のタスク」は仕事以上に相手との距離が近いのです。

アドラーは幸せについて言及しています。人生の幸福に影響するものとして、仕事、交友、愛にを三つの柱としています

そして中でも「愛と結婚こそ幸福の最高の形だ」と論じています。

「相手を勇気づけようとする意欲と相手の立場に立って考える能力があれば通常の障害は乗り越えることができる」
「結婚という状況は他の人に関心を持ち自分自身を他の人の立場に置く能力を要求するのです。」

アドラーは結婚という形で説明していますが「愛のタスク」になり得る親密な間柄であれば、どのようなスタイルや関係性でも当てはまります。

加えて感情についても述べています。人は冷静な判断だけではなかなか行動には移れません。感情を使うことで弾みをつけることができます。そのための感情は行動を促すために使われます

付き合っている恋人と結婚したいと思った時、結婚には様々なリスクが伴い不安になることもあるでしょう。そんなときあなたの背中を押してくれるのは「好きだ」「一緒にいたい」という感情が不安な気持ちを取り除き結婚したいという決断を促してくれます。

一方で感情はブレーキになることもあるでしょう。「なんとなく嫌な感じがしてやめた」「気分が乗って来ない」など感情という心の声に耳を傾けることで踏みとどまったり退いたりするきっかけが見つかります。
どうすべきかは自分の感情が知っているはずです。自分の中に湧き起こる感情をうまく使うことで目標に向かっていることができます。

「愛のタスクから逃げない」

家族とうまくコミュニケーションできないという方は結構おられて意思の疎通に悩んでアドラー東北を訪れることが多いです。
「会話にならない」とおっしゃいます。

「大人は言葉のコミュニケーションで話し合う」ということはアドラー心理学の対人関係法のベースです。

たとえば夫の気を引くために妻が使う「嫉妬」という感情。これをあまりに繰り返し使われると夫は嫌気がさして妻から離れていくでしょう。夫が妻に嫉妬する場合もあるでしょう。

大人なら言葉でコミュニケーションをとり理性的に話し合うべきです。それが愛のタスクです。相手の力を借りながら自分も相手の力になり互いに受け入れることができます。

「愛のタスク」で大事なのは言葉と感情のコミュニケーションのバランス、使い方がポイントです

夫が「妻との関係が冷え切っているから家に帰りたくない。だから遅くまで会社に残ったり帰宅途中に飲みに行ったりしている。」のは「愛のタスク」から逃げていることになります。

パートナー間で相手の問題行動にばかり目が行っている状態だと相手の気を引くために感情的になっていることが多いです。

このような時はまずパートナーの長所を見つけましょう。妻に対し「笑顔が素敵だ」とか夫に対して「優しいのね」といったように勇気づけをするのです。

自分の長所をばかりでなく相手の長所など見つけられない方も多いかもしれませんが、日ごろからパートナーの長所を見つける習慣をつけて過ごしていれば「この人は自分にとってかけがえのない存在である」「一緒に生きていきたい」と尊敬の念も生まれてくるものです。

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「夫婦は運命共同体」

離婚されたり夫婦関係で悩んでアドラー東北へ来られる方が増えています。アドラー心理学では結婚は「愛のタスク」として一番難しい課題とされています。

なぜ難しいのかというと親密な男女関係にありがちな「この人は自分のもの」という感覚が、相手への尊敬や信頼を失わせてしまいがちであるからです。

もともと他人だった別の人間同士がともに暮らすわけですから、合わないことがたくさんあるはずの夫婦。それにも関わらず体の関係があることで相手と自分が一体化しているような感覚や「分かり合えている」という錯覚を起こすのでしょう。

ところが結婚生活とはそのもともと合わない足並みをどう夫婦間で協力して揃えていくかという積み重ねであるにもかかわらず、その違いが明らかになった時「主導権争い」に発展するケースが夫婦間の悩みや離婚への展開に進みがちになります。

主導権争いは「どちらが上でどちらが下か」ということであり「どちらが正しくてどちらが間違っているか」という裁きです。すなわち対等の関係ではなく縦の関係になります。

そうすると下になった相手は自尊心を傷つけられますし、上になった相手は自分のポジションを失うまいとします。そして争い続けることになるのです。
争っている相手とはうまく行くはずがありません。どちらかが主導権争いを降りて対等な関係を相手と築く努力をしなければなりません。

「根拠を求めず信頼する」が試される

夫婦関係や親子関係など一番身近な人との愛のタスクはなぜ一番難しいのでしょう。それは相手に信頼や尊敬の根拠を求めない究極の形だからではないでしょうか。

「どちらかが悪くてどちらかが正しい」という主導権争いの段階で争っている限り夫婦の問題は解決しません。

たとえ相手に落ち度があったとしても相手を信頼し続ける覚悟がないと愛のタスクはうまく行かないのです。
そういう意味でとても厳しいけれど、達成できれば穏やかな夫婦関係をきずくことができるでしょう。

このアドラー心理学の愛のタスクに求められる「根拠を求めず信頼する」ことはお子さんとの関係でも大事なことです。
私たちはついつい「勉強をした時だけ」「お手伝いをした時だけ」子どもを信頼しがちです。条件を付けてしまうのです

夫に対しては「働いてきたときだけ」「面倒なことを言わない時だけ」、妻であれば「ちゃんと食事の支度をしたときだけ」「家の中がきれいになっている時だけ」注目し信頼の根拠としてしまいます

でももしもお子さんが病気になり勉強もしないし、お手伝いもしないけれども、その子がいなくなったとしたら?あなたはどう感じるでしょう。
病気で働かない、面倒なことを言うようになった、けれどもその夫がいなくなったら?
不慮の事故で障害を持った妻が食事の支度もできない、掃除もできなくなった、そんな妻がいなくなったら?

「居てくれるだけでいい」そう思えますか。
失って初めてその存在や貢献がどれほど自分にとって当たり前のことになってしまっていて、その貢献が助かっていたのか、必要だったのかがわかるのではないでしょうか?

「根拠を求めず信頼し続ける」厳しいですが、それゆえ達成することで夫婦の愛、親子の愛は深まり実りと安泰の充実感が得られると言えるでしょう。

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